OAPC(Osaka Association of Psychiatric Clinicks) since 1970 公益社団法人 大阪精神科診療所協会

自殺は身近な問題 ―17分に1人が自殺しています―

"自殺なんて自分に関係がない"と、あなたは思っていませんか。

最近、よく止まる電車。車内では「人身事故」のアナウンス。そのほとんどが、自殺であることを、ご存知でしょうか。

日本では、1年間に3万人もの人が自殺で亡くなっています。交通事故死亡者の3倍の人が自殺しているのです。1日あたり平均で85人、実に17分に1人が、日本のどこかで、今まさに、自らの命を絶とうとしています*。

朝、「いってらっしゃい」と声をかけた家族の誰かと急に連絡がとれなくなったら、昨日電話で話した友人と急に連絡がとれなくなったら、誰もがまず交通事故を心配するでしょう。しかし、実はその3倍の確率で、「自殺」を心配しなくてはならない。それが、今の日本の現実です。

3万人。それは日本の年間の総死亡者の32分の1にあたります。言い換えれば、1年間で亡くなる全ての人のうち、32人に1人が「自殺」で亡くなっているということになります。

自殺は、こんなにも身近な問題なのです。

あなたの身近な人は、大丈夫ですか?

不況の影響もあって、今、働き盛りの世代の自殺が急激に増えています。25歳から44歳までの男性の死因の1位は自殺だということをご存じでしょうか。

リストラによって、いままで元気だったのに、仕事がないために落ち込み、前途を悲観して人生に早すぎる終止符をうってしまう人がいます。
会社に残っても、人員削減で仕事が増え、激務の果てに、自ら命を絶つ人もいます。

年間1万人と推定されている過労死のうち、過酷な労働条件や仕事上のストレスが原因と考えられる「過労自殺」は、毎年少なくとも1000人※。過労死の、10人にひとりは、自殺で亡くなっているのです。

自殺は、もはや、他人事ではありません。

このような悲劇を繰り返さないために、また、あなた自身が、このような悲劇にあうことを避けるために、あなたの力を貸してください。

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